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第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 虚神王の砦・前庭|虚神王の砦|蓮塔|巨大聖堂|イドクリスタルダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミーダミー クリア後 イドクリスタル イベント 宝箱 回復球 扉 鍵が掛かっている扉 魔力で封印されている扉 階層移動(上) 階層移動(下) 転送機 強制エンカウント マップ|出現敵 マップ 上へ 出現敵 名前 LV STR 攻撃力 攻撃回数 属性 魔法・技 特殊状態 特殊状態(無効) 経験値 ドロップアイテム HP INT 命中 AGI 防御力 MP LUC 副武器 名称 数量 率 COL D・S LV42 77 215 3 闇 地獄の瘴気 毒昏倒脱力移動不可防御力低下魔法防御力低下不和ノイズ催眠魅了 12000 1280 79 80 太陽の蛇 79 333 ノイズ霧発生 282 47 25 25 25 25 75 25 腐食性竜巻群 65 魔力消滅 虚神王 LV43 78 214 3 闇 太陽の蛇 毒昏倒脱力移動不可防御力低下魔法防御力低下不和ノイズ催眠魅了 25000 1285 80 80 降魔抵抗霧発生 80 333 反射壁 289 48 25 25 25 25 75 25 暗黒竜召喚 65 凍てつく波動 偽DS LV41 76 217 3 闇 エッドツェペリオン 毒昏倒脱力移動不可防御力低下魔法防御力低下不和ノイズ催眠魅了 12000 1275 78 80 ガンズン・ロウ 78 333 アシッドドリッカー 276 46 25 25 25 25 75 25 タトゥービースト 65 上へ
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登録日:2021/09/04(土) 22 47 51 更新日:2023/12/13 Wed 12 49 23NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 FE アグストリア イケメン クロスナイツ トリスタン ノディオン フォレストナイト フリーナイト 代替ユニット 俺様 子世代 平民 聖戦の系譜 概要 ユニットとしての性能 お前は物の頼み方も知らんのか。イヤイヤやるなら俺はやらんぞ。 概要 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜の登場人物。参戦は子世代。 親世代のラケシスが独身または死亡していると、デルムッドの代替ユニットとして登場する。 ジャンヌは彼の妹にあたる。 聖戦士の血筋を全く引いていない平民であり、父親はかつてエルトシャンの副官を務めていたイーヴ。母親は生死も消息も描かれておらず詳細は不明。 エルトシャンの死後、シグルドに保護されていたのだが、バーハラの悲劇の直前にオイフェやシャナンと共にティルナノグへと逃れている。その際にジャンヌと生き別れになってしまった。 その後、オイフェ、レスター(ディムナ)と共に各国の動向を探る為にティルナノグから離れていたのだが、セリスたちの危機を知らされた事で急遽ティルナノグへと帰還。解放軍として戦いの中に身を投じる事になる。 恋人会話イベントは無く、その他の会話も妹のジャンヌとの会話以外は、ほぼデルムッドからの流用。 ただし7章で条件を満たすと、ロドルバンとの間に特別な会話イベントが発生。 会話イベント発生条件は「7章でメルゲン城を制圧時に、ロドルバンとトリスタンのレベルが10以下」という物。 だがトリスタンもロドルバンも普通に進めていると、この時点でレベル10を超えてしまいがち。 それに何の前情報も無いと6章でダナンを相手にチクチク削る事で、2人共フォレストナイトやフォーレストにクラスチェンジしてしまう人も多いと思われる。何とも初見殺しのイベントなのだ。 肝心のイベント内容なのだが、ロドルバンがセリスの足を引っ張っているのではと不安になっている事と、トリスタンの俺様っぷりが、何ともコミカルに描写されている。 ただトリスタンは他のキャラが相手の時は、しっかりとした丁寧な口調で話している事から、もしかしたらロドルバンとは悪友や相棒のような、互いに心を許し合える特別な関係なのかもしれない。 終戦後はセリスの要請でアグストリアに赴き、クロスナイツの一員として任官。王となったアレスを献身的に支えたとされている。 アレス死亡時は、王が不在となったアグストリアの復興に懸命に尽力したとされている。 ユニットとしての性能 ○初期値と成長率 フリーナイト LV3 ⇒フォレストナイト HP-30(130) 力-11(30) +1 魔力-0(5) 技-11(30) +9 速さ-11(20) +6 運-5(10) 守備-10(30) +2 魔防-0(5) +3 移動-8 武器LV-剣B 血統-無し スキル-必殺 初期装備-鉄の剣 クラスはフリーナイト→フォレストナイト。 個人スキルとして必殺を最初から所持している。 特筆すべきはHPの成長率の高さ。聖戦士の末裔でもないのに何と100%を突破しており、特に乱数調整をしなくてもLV30到達時に70台まで成長してしまう事も充分有り得る父親譲りのタフガイ。それどころか上限の80を目指す事すら可能。 加入当初はスキルが必殺しか無いので苦労させられるが、クラスチェンジすると技と速さが大幅に上がる上に連続も付くので、そこまで育ててしまえば一気に強力なユニットに変貌する。 それでも追撃が無いので安定はしないが…余ってるなら追撃リングを持たせてやろう。 ただし速さと運の成長率が低く、また運と魔防も絶望的な数値なので、間違っても魔術師ユニットと交戦などさせてはいけない。 誰が父親になってもヘズル傍系&カリスマが必ず付く上に、父親によっては強力なアタッカーになるデルムッドと比べると、どうしても見劣りしてしまうが…それでもクラスチェンジさえしてしまえば充分強くなるので、頑張って育成しよう。 戦略的には6章でダナンを相手にチクチク削る事で、この時点でフォレストナイトしておきたい所なのだが、前述のロドルバンとの会話イベントを見たいならレベル10までで止めておく事。力+2、速さ+1、守備+1のボーナスが得られるので見返りも大きい。 デルムッドよりもイケメンなので代替キャラの中でも人気があるとか。 追記、修正しますか? ニアはい いいえ お前らアニヲタ共は追記、修正のやり方も知らんのか。イヤイヤ頼むなら俺はやり方を教えんぞ。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] トリスタンといえばイケメン -- 名無しさん (2021-09-05 05 33 30) 全キャラトップクラスにイケメンなもんで、代替えキャラとしてはかなり人気あった。 -- 名無しさん (2021-09-06 10 11 00) 名前 コメント
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M
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24代目スレ 2008/07/13(日) 【メキシコ南東部 チアパス州】 ハザリア「・・・・・・ハァ、・・・・・・ヒィ」 戦闘獣サイコベアー「もう少しよ、セニョール」 ハザリア「あぁ、いや、ちょっと待て。その前に、ハバナを一服」 戦闘獣サイコベアー「火を」 ハザリア「ウム」 シュボッ マリ「ほう」 ハザリア「げほっ! げほっげほっ!?」 マリ「お前ってやつは! またひとりでフラッといなくなったと思ったら、 こんな地球の裏側くんだりまで来て、こんなろくでもないもの吸って!」 ハザリア「あっ、こらっ、なにをする!? ポイ捨てをするな! 貴様には愛煙家としてのモラルがないのか!?」 マリ「まず、愛煙家になっちゃダメだろ! まったく、最近吸ってなかったから油断してたら」 ハザリア「貴様にはおれの心がわからぬか!? taspo導入によって小売店が次々と廃業に追い込まれている、世知辛いこの現代社会! カレーの匂い漂う夕暮れの街角、 ランニングにステテコ姿のオッサンが路傍の石かなにか腰掛けてタバコを吹かし、 その横を竹馬に乗った子供たちが駆け抜けていく。 古き良き昭和の風景を蘇らせるために!」 マリ「お前taspo取れないし取っちゃいけないし! 昭和の風景知ってるわけないし! なにひとつとしてメキシコでハバナ葉巻吸ってる理由になってないよ!」 ハザリア「やかましいわぁっ! だいたい貴様、なぜここにいるのだ!?」 キャリコ「あ、すんません。駅前でラーメン食べてたら捕まっちゃいました」 ハザリア「オッサン! この獅子身中の虫がぁっ!」 マリ「ほんとお前は、わたしが見てないとろくなことしないな」 キャリコ「ご容赦くださいマリ嬢! 坊だって、ほんとはそんなもの吸いたくないんです! ほかのものを吸いたいんです! しゃぶりたいんです! むしゃぶりつきたいんです!」 ハザリア「もしもーし! バルマーボーナス査定部か!? あっ、クソっ、圏外だ! このオッサンに給料払ってるのはどこのどいつだぁっ!?」 キャリコ「やぁ、お美しいメキシコのお嬢さん。 おじさんと、真っ昼間からメキシコビールと洒落込みませんか?」 戦闘獣サイコベアー「あはははっ、おじさん、おもしろーい」 マリ「だ・れ・な・ん・だ・よ、あのメキシコ娘は!?」 ハザリア「ぐぐぐ・・・・・・、ただのガイドだ! 前にツアーコーディネーターを通したら、なぜか四本足のロボが来おったからな。 今度はきちんと、メカギルギルガンのじいさんを通して地元の人間を雇ったのだ!」 戦闘獣サイコベアー「あいよ、メカギルギルガンさんからはよく聞いてるから、 誠心誠意ガイドを務めさせてもらうよ」 マリ「まず、メカギルギルガンさん通してるのが間違いなんだよ!」 マリ「それで、まさかメキシコくんだりまで葉巻吸いに来たんじゃないだろうな」 ハザリア「当たり前だ。それなら直接キューバに行く」 マリ「じゃ、なんだよ」 ハザリア「ウム、これだ」 コトン マリ「なんだこれ、ガラス製の文鎮か?」 ハザリア「風情のないことをいうやつだ。よく見ろ。ガラスではなくクリスタルだ。 それに、人間の下アゴの形をしているだろう」 マリ「エッ、じゃあこれ」 ハザリア「いわゆる、クリスタルスカル、その下あご部分だ」 マリ「宇宙人が作ったオーパーツとかいわれてるやつか? また、お前の祖先が作ったとかじゃないだろうな」 ハザリア「なんでもかんでも宇宙人のせいにするのは、貴様ら地球人の悪いクセだ。 こんなもの、根性入れて300年ほど加工すれば作るのは決して不可能ではない。 これはどう考えても宗教的なものだろう。 シャーマンの一族が、代々コツコツと削ってきたと考えるのが自然だ。 半年でできるという説もあるしな」 キャリコ「12個とか13個とかそろえると、世界征服できるとかいわれてますよね」 ハザリア「こんな骨董品の10個や20個でどうにかなる世界なら、いっそ滅んでしまえ! それに、よく見ろ。輝度も低いし、あちこちに加工痕が残っているだろう。 ヘッジス・スカルのような精巧なものなら、それこそ世界に10数個もないだろうが、 この程度のものなら、案外そこらに転がっている」 戦闘獣サイコベアー「街じゃ、似たようなイミテーションが普通に売ってるよ?」 マリ「エッと、よくわかんないな。価値あるのか、これ」 ハザリア「さらに見よ。奥歯の部分に、虫歯の治療痕のようなものがあるだろう」 キャリコ「ははぁ、古代マヤ人に歯科治療技術があったとなると、地味に大発見ですね」 ハザリア「そんな地味な発見に興味はない。この治療痕にライトを当てると」 ポゥ マリ「アッ、地図が!?」 ハザリア「クリスタルスカルにレンズの反射効果やプリズム効果が仕込まれていることは有名だ。 どうやら、古代マヤ人は光の屈折について高度な計算をおこなえたらしい。 ニホンにあった魔鏡程度のものは簡単に作るだろう。 そら、ここにあるマヤ文字が読めるか」 マリ「読めるわけないだろ」 ハザリア「『太陽と大地がふたたび蛇を産むための供物をここに納める』。 太陽、大地、蛇とはいずれもマヤ文明の崇拝対象だ。 つまり、この地図が示す場所には、おそらく神に捧げた財宝が隠されている!」 キャリコ「なんですってーっ!?」 マリ「うさんくさい話だなぁ。ほんとか、それ」 戦闘獣サイコベアー「地元じゃ、けっこう有名なんだよ。このへんにはご先祖さまのお宝が埋まってるってさ。 たまに白人の旦那方が来て、エメラルドやらなんやら、金持ちや坊さんに売りつけてるんだ」 マリ「えっと、そういうの、売っちゃっていいのか? 大学とかで研究するとか」 ハザリア「マヌケめ。よいか、考古学とは、地球上でもっともカネにならん商売だ。 時間とカネをかけて財宝を掘り当てたところで、所有権は国や土地の所有者にある。 発掘者が得るのは、せいぜい名誉とロマンだけだ。 そして俺は、名誉にもロマンにも興味はない」 キャリコ「欲しいのはロマンスですもんねぇ」 ハザリア「オッサン黙れ。 俺とて、つらい立場なのだ。てっきり国費留学生だと思っていたら、違っていたというこの現実」 キャリコ「ええ、我らが国庫には、お米やお味噌を買うおカネはあっても、 将来ものになるんだかなんだかわかんない子供の学費まで出す余裕はまったくもってございません」 マリ「予想以上に貧乏なんだな、バルマーは」 キャリコ「母星吹っ飛んでますからね」 ハザリア「ボアザンにもキャンベルにもえげつない賠償金をふんだくられたしな」 キャリコ「WWⅠ後のドイツみたいになってないのが不思議ですよ」 マリ「やめようよ、景気の悪い話は」 ハザリア「一応仕送りをもらってはいるものの、いかんせん、我ら兄妹、金遣いが荒い」 マリ「金遣いを直そうよ」 ハザリア「そこで、このクリスタルスカルの下アゴを手がかりに、一攫千金を掘り当てようという目論見!」 マリ「重大な間違いしてるからな、お前。 まずさ、そのクリスタルスカルの下アゴ、いくらしたんだ」 ハザリア「巨万の富を得るためならば、多少の先行投資はやむを得ん!」 マリ「そういうこというひとは十中八九失敗するんだよ! お前、まずお小遣い帳付けるとこから始めろ!」 ハザリア「オコヅカ・・・・・・チョ・・・・・・? 地球の言葉はよくわからんな」 マリ「ついさっき古代マヤ文字解読した人間がなにいってるんだよ!」 【洞窟の中】 マリ「お前さ、たまには太陽の下歩こうよ」 ハザリア「まっぴらゴメンだ。太陽光に当たると、こう、後ろめたいような気分になる」 キャリコ「立ってるか、まっすぐに、お天道さんにカオ向けて」 マリ「そんなだから、お前はいつも顔色が悪いんだよ。 しかし、蒸し暑いな、ここ」 ハザリア「こういう、地下水が湧いている洞窟をセノーテという。 このあたりは川も湖もないから、貴重な水源になっていたそうだ」 戦闘獣サイコベアー「たぶん、地図にあったのはここの突き当たりだと思うんだけど」 【洞窟の奥】 ハザリア「フム、祭壇か。生け贄の儀式が盛んだった土地柄だ。 古代、ここで幾多の血や臓物が散らかされたのかもしれんな」 マリ「怖いこというなよ」 キャリコ「怖がらせたいんですよ、あれ。キャーとかいわせたいんですよ」 ハザリア「ここにもマヤ文字か。フム、『右、左、炎、中央、真実』。 簡潔なメッセージで助かる。中央の祭壇にクリスタルスカルの下あごを置いて、と。 おいガイド、左右の灯籠に火を点けろ」 戦闘獣サイコベアー「あいよ」 ボッ ボッ マリ「なにも起こらないぞ」 ハザリア「慌て者め、少し見ておれ」 キャリコ「しかし、ますます蒸してきますね」 ボゥッ マリ「アッ! 空中に映像が!?」 キャリコ「ホログラフですか? こんなものが」 ハザリア「そんな上等なものではない。蜃気楼現象の応用だ。 地面を触ってみればよい。こうも蒸し暑いのに、妙にヒンヤリしているだろう。 さらに火など起こせば、上方と下方の空気に粗密が生じ、蜃気楼の起きやすい環境ができあがる。 本来、こういう上位倒立型の蜃気楼は滅多に起こらないのだがな。 ナスカの地上絵やイギリスのストーンヘンジなど、古代建築には似たようなことがよく起こる」 マリ「古代人に、こんなことできるのかなぁ」 ハザリア「できるから現存しておるのだろう。 たとえば、マイコン時代には機械語を直で読み取るような人間がいたそうだが、 貴様、現代においてそんなのを見たことがあるか」 マリ「いや、ないけどさ」 ハザリア「これは進化か? 退化か? どちらでもないし、どちらでもある。 進化や退化というものは、時代のニーズに応えて、その場その場で適当に名付けられるものだ。 たとえばナスカの地上絵だが、あれは雨が近くなると追い水現象とおなじ理屈で溝が水で満たされたように見えるそうだ。 どんな文明でも、雨は重要なファクターだからな。 血眼になって研究もするし、こういったものも作れるようになるだろう」 戦闘獣サイコベアー「それよりセニョール、あれ、なんて書いてあるの」 ハザリア「ウム」 どすーん! どすーん! どすーん! ハザリア「人工蜃気楼を発動させると同時に、落石があると」 マリ「遅いよ!」 ハザリア「えぇ~と、それから? あ~、水脈が?」 キャリコ「読みふけってる場合ですか!? 避難を!」 ???「旦那方、こっちですだ!」 【洞窟の外】 妖爬虫将軍ドレイドウ「ふぅ、間に合っただ」 ハザリア「誰だ貴様。そして、どこの生まれだ、その喋り方は」 妖爬虫将軍ドレイドウ「メカギルギルガンさまからガイドを仰せつかったのは、あっしなんでさ。 それを、どこで聞きつけただが、あの女が先回りして! 旦那は騙されてたですだよ!」 ハザリア「おかしな場所に連れて行かれたわけではなし、法外な料金を取られたわけでもなし、 べつに、あっちでよかったのだがなぁ」 マリ「お前な」 妖爬虫将軍ドレイドウ「とんでもねえだよ、旦那! あれは、とんでもねえ女ですだよ! 素性も知れねぇ流れ者で、カネ持ちの旦那を捕まえちゃぁ追い剥ぎみてぇなマネしてるだよ!」 ハザリア「剥がれるようなカネを持っていたらこんなところに来るものか」 戦闘獣サイコベアー「騙されちゃいけないよ、セニョール!」 妖爬虫将軍ドレイドウ「あっ、おめぇ!?」 戦闘獣サイコベアー「悪党はそいつさ! ここら一体を牛耳る強盗団のボスで、 セニョールがお宝探し当てそうだったから、取り入ろうとしてんのさ!」 妖爬虫将軍ドレイドウ「なにをいうだ、このッ!」 キャリコ「ねえ坊、デスダヨおじさんと ほうまんなチャンネー どっちがすきだ?」 ハザリア「きくまでも なかろうよ!」 マリ「待て待て! なんで『魔界塔士SaGa』風なんだ!?」 ハザリア「めんどくさいから、貴様らはそこでずっと言い争っておれ。 ここまで来たら、もうガイドなどいらん」 妖爬虫将軍ドレイドウ「いけませんだ、旦那! その洞窟に入ったら、ケツアルコアトルさまのバチが当たるだよ!」 ハザリア「ケツ・・・・・・? あぁ、マヤ文明で信仰されていたククルカンの別名か。 たしか、羽根の生えた蛇だったな。そんなもの、草むらで座り小便でもしない限り害はないだろう。 あぁ、貴様は気を付けろ? 鱗が引っかかって、大変なことになるそうだ」 マリ「神様ひっかけてセクハラするなよ! バチが当たるぞ!」 キャリコ「羽根生えてるっていうんだから、草むらにはいないんじゃないですか?」 妖爬虫将軍ドレイドウ「旦那っ、だから、ダメですって!」 ばっしゃーんっ! マリ「ぷはっ! なんだ!? いきなり地下水脈が増水した! 流される!」 ハザリア「ごぼっ、ごぼごぼっ! 慌てることはなかげぼっ! 先ほどの人工蜃気楼にあったとおりだ! 地下水脈の堰が外れ、訪問者を一気呵成に隠し部屋まで押し流す! 古代マヤの治水技術がいかにすぐれっ、がぼごぼっ!」 マリ「がぼごぼいっちゃってるじゃないか! あれ、お前、泳げなかったっけ!?」 ハザリア「そういえば、地球に来てからこっち泳いだ記憶があまりない! 水泳大会には出たことがないし、海ではずっと埋まっていた!」 マリ「全体的に体育の授業サボるから、いざってときにそういうことになるんだ! もう、いいよ! しょうがないからわたしにしがみつけ! 泳ぎは得意なんだ」 ハザリア「え、でも・・・・・・」 マリ「突然乙女のように恥じらい出すなよ!」 【石室】 マリ「ぷはっ! ハァ、ようやく、地面のあるところに着いた。 ここが隠し部屋っていうところか?」 ハザリア「筋張っていた。大変筋張っていた」 マリ「うるさいよ! お前には感謝の念ていうものがないのか!?」 ずしーん! マリ「エ、また落石?」 ハザリア「いや、床になにか仕掛けがあるな。 入室者があると同時に、石扉が閉まる仕組みだったようだ。 水洗トイレのある遺跡というのは比較的よく聞くが、フム、自動ドアまで完備とは珍しい」 マリ「珍しがってる場合じゃないよ。真っ暗でなにも見えないよ」 ハザリア「まぁ待て、ダンヒルがある」シュボッ マリ「ジッポとかにしとけよ! そういうムダ遣いするから、こんなジャングルの奥まで宝探しに来る羽目になるんじゃないか!」 ハザリア「動くなッ!」 マリ「エッ?」 つかつかつか マリ「な、なんだよ急に真面目くさった顔して。 ちょっと、こう、ビックリするじゃないか。 あのな、わたしは、あれなんだからな。 お前がろくでもないことしないように見張りに来てるだけであって」 つかつかつかつかつか マリ「あれ」 ハザリア「ほぅほぅほぅ! 見ろ! ミイラだ。いや、屍蝋だな。 かなり古いもののようだな。フム、この骨格は女か。 衣服が風化していなければ、マヤ独特の幾何学模様から身分を調べられるのだが。 この建築を見るに、少なくとも2000年は前のものだろうが」ポタポタ マリ「ええと、お前さぁ、濡れた服しぼるとか。まぁいいや」 ハザリア「副葬品の類はなし。どうやら、ここに葬られた王族というわけではないようだな。 王族ならば、こんな地べたにうつ伏せで捨て置かれているはずがない。 とすると、この屍蝋は何者だ。盗掘者の成れの果てか、それとも殉死者か。 殉死者だとすると、こちらの石棺には」 ズズッ マリ「あぁ、ハイハイ、よかったなうれしいな。 おい、たぶん聞こえてないだろうけど、服絞り終わるまでこっち向くなよ」ジャー ハザリア「おい、これを見ろ!」 マリ「見るなっていった矢先になんだよっ!?」 ボゥッ マリ「これ、クリスタルスカル?」 ハザリア「きちんと下アゴも付いた完品だ。 見よ、なんだかよぅわからんが、うっすらと発光しておる。 表面には一点の加工痕もなし! これぞ真のクリスタルスカル! マヤ文明が紡ぎ上げた解剖学と加工術の結晶! まさに見る者を惹きつける、魔性の美! フハハハハ、これを手にした人間は宇宙の真実を解き明かし、世界をその手に!」 マリ「オイ、待てよ。お前さっき、そういうオカルティックな要素、全否定してたじゃないか」 ハザリア「実物を見れば考えも変わるというもの。 このクリスタルスカルは古来よりチャネリングやヒーリングに使われており、 現代の研究でも、ひとを催眠状態に陥らせる効果があるとされている。 そう、下から光を当てた際、眼窩から放たれる、この不可思議かつ魅惑的な光の帯は 脳髄の中枢を七色に彩り穏やかな痺れとねじれをもたらし」 マリ「オイ、お前だいじょうぶか? ヘンなガスでも吸ったんじゃないだろうな」 ハザリア「そら、見てみろ」 サッ マリ「あ、あれ・・・・・・?」 カクンッ マリ「くー・・・・・・くー」 ハザリア「フン、眠ったか。チャネリングだのヒーリングだの、そんなものがあるはずないだろう。 貴様は女優体質で、特別催眠状態に入りやすい。 散々言葉であおり立てた上に、炎のゆらぎとクリスタルスカルのプリズム効果を重ね合わせれば、 この程度の催眠術は俺でもできる」 シュウッ ハザリア「フム、ライターの火が消えたか。 やはりな。酸素が薄くなっておる。カミソリ一枚通す隙間も作らないマヤの建築術だ。 気密性は折り紙付き。 せっかくクリスタルスカルを手に入れても、長時間閉じこめられていたら窒息死するのがオチだ。 酸素も少ないというのに、隣りでやいのやいの騒がれたらたまらん。 しばらく静かにしておれ」 マリ「くー・・・・・・」 ハザリア「いざというときは、そのまま安らかに死んでいけ。苦しむことなくな」 【数十分経過】 ハザリア「ハァ・・・・・・、ハァ・・・・・・、 いかんな。四方を探っても、亀裂ひとつ入っておらん。 なんなのだ、この部屋は。まさか、自然石をくりぬいたのではあるまいな。 いかん。ますます酸素が薄くなってきた。目がクラクラする」 ハザリア「・・・・・・いやいや、落ち着けハザリア・カイツ。 冷静になれ、考えろ、貴様は賢いのだろう? なにかしら抜け道があるはずだ。 ここが玄室であり、マヤ人が死者の復活を信じていたとすれば、 蘇った王が出ていくべき道が用意されているはずだ。 あぁ、いや、しかし、ここの石棺には、骨もミイラも入ってはいなかったな。 ここは単なるクリスタルスカルの安置室で、そこのミイラは盗掘者の成れの果てかもしれん。 だとしたら・・・・・・、あぁ、終わりか。 おい、貴様、死んだか」 マリ「くー・・・・・・」 ハザリア「死んではおらんか・・・・・・、なら、生かしておくとするか」 ハザリア「よし、考えろ、ハザリア・カイツ。 最後の酸素を吸い込み、横をちらりと見て、脳髄を奮い立たせろ。 なにかあるはずだ・・・・・・、なにか・・・・・・、四方は石の壁。 水脈に繋がる出入り口は石扉でふさがれている。そして天井・・・・・・。 天井・・・・・・? あぁ、そうだ。たしか、ピラミッドが建てられた当時のエジプトは現代とは相当気候が異なっていて、 上位倒立型の蜃気楼が現れていたというな。 逆さまの姿も込みで完成と考えられていたピラミッドには、天井にも階段が造られていた。 トンデモ本あたりでいうように、マヤとエジプトになんらかの繋がりがあるとすれば、 我々が入ってきた口とは逆方向に・・・・・・。 フ、フハハハ・・・・・・、ちょうどその位置に石棺があるではないか。 なるほど、あれは、踏み台として置かれていたのか」 ズズッ ハザリア「よし、やったぞ。仕掛けがある。穴だ。 ・・・・・・いや? 穴ではない。クボミだ。なんだ、この形は? 妙にでこぼこしておる・・・・・・。ガイコツ? まさか、ここにクリスタルスカルをはめ込めというのか?」 マリ「・・・・・・くー」 ハザリア「ええい、仕方がない!」 ガコン! ハザリア「チッ! がんどう返しか。クリスタルスカルが見えなくなった! 助かりたければお宝を置いていけということか! 大した防犯技術だ、まったく! 代わりに現れたこれは、なんだ? カレンダーストーンか。 幸い、現代の暦と不自然なほどズレていないから解読は簡単だが。 ふむ、ここにもマヤ文字か。 は? なんだ? 『記念日を指せ』?」 マリ「くー・・・・・・くー・・・・・・」 ハザリア「あぁ~と、マヤにおいて神聖とされていた日は・・・・・・、 ええい、知るか、そんなものっ!」 ガコンッ 【外 マヤ型ピラミッド】 ハザリア「ハァ・・・・・・、ハァ・・・・・・、なんだ、やけに小型のピラミッドだな。 ふぅ、新鮮な酸素だ。 あぁ、太陽の光をありがたいと思うのは、初めてかもしれん。 しかし、あれで開くとはな。なんでもやってみるものだ」 マリ「くー、くー」 ハザリア「オイ、起きろ。いい気なものだな。 しかし、貴様は筋張っておるな。たまらなく筋張っておるな」 戦闘獣サイコベアー「セニョール! あぁ、よかった、無事だったんだ!」 ハザリア「貴様か。なぜここにいる」 戦闘獣サイコベアー「なぜって、ついさっき、ここがキラッって光って。 それで追ってきたら、セニョールたちが」 ハザリア「オッサンと、デスダヨじじいはどうした」 戦闘獣サイコベアー「あぁ、あいつが本性を現して、気の毒だけど、ビールのおじさんは殺されたよ」 ハザリア「ほう、あのオッサンがな」 戦闘獣サイコベアー「それよりセニョール、お宝は? 見つけたんでしょ?」 ハザリア「俺をセニョールと呼ぶなら、下に『パ』を付けろ」 戦闘獣サイコベアー「は? セニョール・パ?」 ハザリア「茶番はそこまでにしろということだ」 戦闘獣サイコベアー「ちょっと、セニョール? ええと、パ? 突然なにいってんのさ」 ハザリア「最初の立体映像は、灯籠への点火とクリスタルスカルがあって初めて発動するものだった。 我々が閉じこめられた石室も、侵入者があると同時に扉が閉まる仕掛けだった。 脱出の手段もおなじだ。 つまり、あの迷宮にあったトラップには、全自動なものはなかったと考えるのが自然だ。 すると、ええ? おかしいではないか。 あの増水は、なぜ起こった? そして、増水の直前に洞窟から出てきたのは、誰だった?」 戦闘獣サイコベアー「・・・・・・チッ」 ハザリア「増水のことは立体映像に出ていたが、発動条件まで読み取る時間はなかった。 俺よりも早く解読したということは、貴様、マヤ文字を知っておるな」 戦闘獣サイコベアー「フ、フフフ・・・・・・、そうさ、その通り」 ハザリア「何者だ、貴様」 戦闘獣サイコベアー「これを見な」ぐぃっ ハザリア「なかなか豊満な谷間だが、生憎と俺は筋張った脚の方が好きでな」 戦闘獣サイコベアー「そっちじゃないよ。このタトゥーさ」 ハザリア「羽根の生えた蛇。ケツアルクァトル、いやククルカンか?」 戦闘獣サイコベアー「そうさ! これこそ、あたいがマヤ王の血を引き継いでいる証拠さね!」 ハザリア「アホらしい。とっくの昔に滅んだ文明の王家に、なんの意味がある。 そもそもマヤ文明とは都市やら小国家やらが寄り集まって形成されたものだろうが。 ひとくちに王家といわれても、どの程度のものか」 戦闘獣サイコベアー「そんなもん、ろくに字も読めない町の人間にわかるもんか。 あたいはね、親の顔も知らずにストリートで育ったんだ。 ひとりで、ひとりぼっちで、街の連中から蔑まれながら! だからね、やつらを見下ろしてやりたいのさ! あたいの方が上等な人間だって!」 ハザリア「王家の証を立てるためには、王家の秘宝が必要だと考えたのか。 それで、なんだ、我々を利用したのか。 貴様の下らん見栄のために、こやつを窒息死の危険にさらしたということか」 戦闘獣サイコベアー「騙したのは謝るよ。でもさ、あたいだってまともな生活ってもんをしてみたいんだ。 そのためだったら、なんだってやるさ。 ねぇセニョール? なんだったら」 パシンッ ハザリア「薄汚い手で触れるな。卑しいモノゴイが」 戦闘獣サイコベアー「モノゴイだって?」 ハザリア「貴様、王侯貴族というものをわかっておらんようだな。 あんなものはな、過剰包装されたコジキに過ぎん。 貴様は、コジキからコジキになりたがっている、世にも面白いコジキというわけだ!」 戦闘獣サイコベアー「コジキじゃない! あたいは、コジキなんかじゃない! あたいをコジキだなんて呼ぶやつは許さない!」 ハザリア「たかがコジキが、なぜふんぞりかえっていられるのか。 それはな、お恵みを与えてださる連中のために死んでやる義務を負っているからだ。 命をくれてやる相手のひとりもいない貴様は、なにをどう転んだところで王にも貴族にもなれん!」 戦闘獣サイコベアー「あんただって、あんただって没落貴族だっていうじゃないか!」 ハザリア「俺は、貴族の自覚は持っていても誇りなどは持ち合わせておらん。 それに、なにしろ没落しておるからな。無差別に命をくれてやる慈善精神もない」 戦闘獣サイコベアー「わけのわかんねぇこと、ゴチャゴチャいいくさってんじゃないよ! お宝を出しなぁっ! あったんだろぅっ!?」 ハザリア「あったにはあったが、持ってはおらん。 持ち出せない仕組みになっていた」 戦闘獣サイコベアー「なら、もうあんたたちに用はないってことだねぇっ!?」 ハザリア「フハハハハハハハッ!」 戦闘獣サイコベアー「気が触れたかい?」 ハザリア「女というのは、なんだな、人の話を聞かない遺伝子でも持っておるのか。 こやつが最初にいっていたのを、覚えてはおらぬか。 俺はな、こやつが見ておらんと、ろくなことをしないのだ」 戦闘獣サイコベアー「ヒッ」 マリ「うん・・・・・・? あれ、わたし」 キャリコ「あぁマリ嬢、目が覚めましたね」 妖爬虫将軍ドレイドウ「よかったですだぁ」 マリ「キャリコさん、なんで?」 キャリコ「あの豊満バディな自称ガイドさんを追っかけてたら、あなた方を見つけましてね」 マリ「そのひとは?」 キャリコ「ああ、ほんとにガイドさんでした。 衛星携帯電話でメカギルギルガンさんに確認したら、すぐわかりましたよ」 妖爬虫将軍ドレイドウ「一時はどうなることかと思っただ」 マリ「キャリコさん、なんでスコップなんか担いでるんですか?」 キャリコ「はい、穴を掘っていて」 マリ「そっちのガイドさんは、なんで泥だらけなんですか?」 妖爬虫将軍ドレイドウ「はい、蛇を捕まえていましただ」 マリ「エッと、あの、メキシコ娘は?」 ハザリア「ん、ああ、用は済んだから、座り小便だけはするなと忠告してお帰り願った」 マリ「は?」 チキチキチキチキチキチキ・・・・・・ マリ「お前はさぁ、用が済んだら途端に興味なくしちゃうの、 直さないと社会生活を送る上で困ったことになるぞ」 ハザリア「ああ、俺は貴様がおればそれでよいからな」 マリ「お前ッ! ズルい! そういうのはズルいよ! 取り消せッ! 撤回しろよ、オイッ!」 ハザリア「あぁ、うんうん、えぇと、これが太陽で月で、名詞と助詞の関連が・・・・・・」ブツブツ マリ「こっち向けよ!」 キャリコ「ああ、ダメですよマリ嬢。 坊、さっきからこの小型ピラミッドで見つけた石版の解読に没頭してますから。 ああなると、外の声が聞こえなくなっちゃうって知ってるでしょ? いまのも、うわごとみたいなものですから」 マリ「このッ、卑怯者!」 ハザリア「よし、読めた!」 キャリコ「なんて書いてあったんですか? 今度こそお宝のありかですか?」 妖爬虫将軍ドレイドウ「神様の言葉ではねぇですだ?」 ハザリア「そんな上等なものではない。よいか貴様ら、気を落ち着けて聴け。 『マヤ歴8月1日 やった、彼女がプロポーズを受けてくれた!』 『マヤ歴8月2日 新居の建築に取りかかる。彼女との幸せな日々を想いながら』 『マヤ歴8月8日 円形劇場で、彼女が別の男といるのを見た。いや、まさか、彼女に限って』 『マヤ歴8月16日 彼女から借金を頼まれる。私は彼女を信じる。信じたい』 『マヤ歴8月20日 見間違いに決まっている。彼女が、また別の男とホテルから出てくるなんて』 『マヤ歴8月30日 酒場で彼女が男と話しているのを聴く。私をカモる計画だった』 『マヤ歴8月31日 くそっ、くそっ、あの女! 信じていたのに! 愛していたのに! 許せない!』 『マヤ歴9月1日 設計を変更。ヒヒヒヒ・・・・・・』 『マヤ歴10月1日 素知らぬ顔をして彼女を新居の見学に誘う。奥の石室に家宝を隠してあると伝える』 『マヤ歴10月5日 彼女は帰ってこない。石室の扉は締まっていた。 しかし私は残酷な男ではない。私との愛を思い出してくれたなら、生き残ることができる道を用意しておいた。 思い出せなかったのなら、そのときは、ヒヒヒヒ、フヘハホホホおdkぢいえdふqえqお』 マリ「えーと」 ハザリア「ここから先は解読不能だ。すでに文字ですらない」 キャリコ「なんですか、そのやっすいサスペンスドラマみたいな日記は」 ハザリア「謎の文明などと呼ばれていても、住んでいたのは普通の人間だ。 現代の昼ドラと大差ない生活を送っていたようだな。 この小型ピラミッドを始め、今回の遺跡は、半分頭がおかしくなった建築家が造ったものらしい」 妖爬虫将軍ドレイドウ「そんな! いくら小型といっても、ピラミッドが一個人のものだなんて!」 ハザリア「地球を裏から支配してるとか勝手なこといわれてる秘密結社も、元は石工の組合だろう。 考えてもみよ、古代において石工とは、神の館を造る技能を持つ者たちだった。 一部分においては、王侯貴族すら及ばない権限を持つことも珍しくなかったらしい。 中には、試作品ついでに新居をこしらえる浮かれたのもいたのだろうよ」 マリ「じゃ、あの石室にあった屍蝋って」 ハザリア「この日記に登場している欲深女だろうな」 キャリコ「2000年の時を超えた愛憎劇ですかぁ、ロマンを感じますね」 ハザリア「最初の暗号を見た時点で気付くべきだったのかもしれんな。 『太陽と大地がふたたび蛇を産むための供物をここに納める』。 マヤの最高神ククルカンは、太陽神の妻であるところの大地母神から産まれたとされている。 怒れる建築家にも、一縷の正気はあったらしい。 もしも女が生きて帰ってきたら、復縁するつもりもあったのかもしれん。 結果は、このザマだがな」 キャリコ「2000年のときを越えた愛憎劇ですかぁ。ロマンを感じますね」 ハザリア「2000年後には、オッサンが屍蝋になって発見されるかもな」 キャリコ「またまた!」 ハザリア「帰ったら早速スペクトラのおばちゃんに報告だ!」 キャリコ「またまた!」 ハザリア「またまたではない!」 キャリコ「さっ、じゃぁメキシコシティでラーメンでも食べて帰りましょうか」 ハザリア「よし、報告はなしだ」 マリ「安いな、お前!」 妖爬虫将軍ドレイドウ「ここメキシコでも、カップラーメンは大人気ですだ!」 マリ「わざわざメキシコで食べる意味、ないんじゃないかなぁ」 【空港】 妖爬虫将軍ドレイドウ「これに懲りず、またいらしてくださいだ。 本当のメキシコは、いい国ですだよ」 ハザリア「ああ、次はアステカの遺跡でも掘ろうか」 マリ「その前に、お小遣い帳付けような?」 ハザリア「オコ・・・・・・ヅカ・・・・・・? はて」 マリ「あくまでとぼける気か!?」 マリ「う~ん」 キャリコ「どうなすったんです? マリ嬢」 マリ「よく覚えてないんですけど、わたしたち、どうやってあの石室から出たのかなって」 キャリコ「さぁ。私は知りませんよ。坊はなにも話してくれません。 坊がああいう態度のときは、たぶんどう訊いても答えてはくれないでしょう」 マリ「そういえば、クリスタルスカルはどうしたんだろ」 キャリコ「石室から持ち出せない仕組みだったそうですよ?」 マリ「こんなとこまで来て、あいつが宝をあきらめるなんて」 キャリコ「そういえば、あのピラミッドでこんなものを見つけたんですけど」 マリ「なんです、それ」 キャリコ「カレンダーストーンですよ。マヤの暦を刻んだものでしてね。これがまた、異様に正確で」 マリ「ちょっと、壊れてますけど」 キャリコ「ああ、坊が乱暴に叩いたみたいですね。これじゃ売り物にはなりませんよ。 壊れてるのは、12月6日のようですが」 マリ「12月6日!?」 キャリコ「心当たりがおありで?」 マリ「あいつが、わたしを演劇部に誘った日だ」
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年度 頭 タイム 1着 騎手 2着 騎手 3着 騎手 1着馬の父 成績 1994 1 08.5 ヒシアマゾン 中舘英二 タイキウルフ 岡部幸雄 フィールドボンバー 柴田善臣 Theatrical ◆ 1995 1 10.0 コクトジュリアン 柴田善臣 タイブルース 村本善之 ダービーキングダム 南井克巳 Machiavellian ◆ 1996 1 09.7 キングオブケン 的場均 チアズエンペラー 熊沢重文 スギノトップガン 横山典弘 Manila ◆ 1997 1 10.1 ワシントンカラー 柴田善臣 スーパーナカヤマ 的場均 ダイワウエスト 田中勝春 ブラックタイアフェアー ◆ 1998 1 08.5 トキオパーフェクト 蛯名正義 マウントアラタ 小池隆生 シンボリスウォード 岡部幸雄 Rahy ◆ 1999 1 09.2 タイキダイヤ 小野次郎 エターナルビート 河内洋 タイキトレジャー 岡部幸雄 オジジアン ◆ 2000 1 09.8 スイートオーキッド 横山典弘 キンシストーン 千田輝彦 アグネスデジタル 的場均 Gone West ◆ 2001 1 10.3 カチドキリュウ 後藤浩輝 シンボリスナイパー 勝浦正樹 グラスエイコウオー 村田一誠 アンバーシャダイ ◆ 2002 1 07.6 サーガノヴェル 横山典弘 イーグルスウォード 勝浦正樹 カフェボストニアン O.ペリエ Boundary ◆ 2003 1 08.2 ワンダフルデイズ 武豊 ギャラントアロー 江田照男 タイキジリオン 四位洋文 ボストンハーバー ◆ 2004 1 08.6 タイキバカラ 蛯名正義 ケージーアジュデ D.バルジュー ハリーズコメット 内田博幸 サザンヘイロー ◆ 2005 15 1 08.6 ディープサマー 小野次郎 コパノフウジン 蛯名正義 アイルラヴァゲイン 柴田善臣 タイキシャトル ◆
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▲【成人男性の壁】 ◆83(男子高校生の壁) >急所だけしか狙わない成人男性>ソル第3紀315年>あらゆる全てより強い成人男性>†Kuraudo† >真野無知無能=最強妄想キャラクター議論スレ18 >やぶ医者>もこたんLv1>変化する人 =VIPPER>烏丸天狗=悪友B=クリス=人間=記憶喪失の成人男性 =全ジャンル作品最強議論スレ vol.64の=ふつうのひと=表現必要性「無」(51) ▼【成人女性の壁】 【妄想属性】拡大解釈 【作品名】シンフォニック=レイン 【名前】クリス 【属性】音楽学校の学生 【大きさ】17歳の少年 【攻撃力】普通 【防御力】普通 【素早さ】普通 【特殊能力】無し 【長所】音楽の才能はある 【短所】何気に不幸 【名前】フォーニ 【属性】音の妖精 【大きさ】14cmくらいの少女(見た目十代前半くらい) 【攻撃力】微弱(というか無い?) 【防御力】微弱(というか無い?) 【素早さ】遅い(というか無い?) 【特殊能力】クリス以外にはその姿は見えず、触れる事すらできない。 【長所】かわいい 【短所】実は鬱になりかけているクリスの脳内お友達 723 名前:格無しさん 投稿日:2007/01/05(金) 23 05 14 クリス 大体、高校三年生平均レベルくらいなので烏丸天狗くらい フォーニ 存在しないっぽいので無と同レベルか? 724 名前:格無しさん 投稿日:2007/01/05(金) 23 09 26 漏れは高校三年生の時、18だったよ・・・ 726 名前:格無しさん 投稿日:2007/01/05(金) 23 45 40 724 しらんがな
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蒼神龍リ・クリスタル C 水文明 (7) クリーチャー:ポセイディア・ドラゴン 5000 ■ドラゴンが攻撃する時、その攻撃を中止してもよい。そうした場合、このクリーチャーを手札からバトルゾーンに出してもよい。(ただし、そのクリーチャーはタップされたままである) ■コスト3以下のクリーチャーをバトルゾーンに出す時、タップされた状態で出される。 作者:テーメノン フレーバーテキスト 紅と蒼の竜達は、エボの存在すら気付かずに洗脳された。 評価 名前 コメント
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クリスタルクローク(くりすたるくろーく) 概要 リバースに登場したクローク系の体防具。 登場作品 +目次 リバース 関連リンク関連品 ネタ リバース 作中説明 アニー用の防具、服の一種。 斬撃防御力+132、打撃防御力+132、術防御力+132、HP回復+123。 ピピスタとノルゼンの防具屋で3425ガルドで買える。 イレギュラー変化でヴィジアーヌになる。 分類 服 装備 アニー 買値 3425 売値 685 斬撃 132 打撃 132 術撃 132 HP 123 衝撃 90 強化 4 変化 ヴィジアーヌ 入手方法 店 ピピスタ・防具屋ノルゼン・防具屋 ▲ 関連リンク 関連品 ヴィジアーヌ クリスタルジャケット クリスタルローブ ▲ ネタ 名前は「水晶のクローク?」という意味。 ▲
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クリスタル・イレギュラー スーパーレア 火 コスト 7 9000 リキッド・ピープル ●J・ソウル ■進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く ■このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンのカードを2枚選び、相手は1枚を手札へ戻し、残りを墓地に置く。 ■W・ブレイカー (F)燃え尽きろ! 残った炭は流し尽くす! 作者:紅鬼 評価 名前 コメント
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